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心エコーポケットノート
(改訂第8版)

Echocardiography Pocket Note

心エコー検査に携わるすべての方のポケットにこの一冊を!

心エコー図学の発展とともに評価項目、計測項目がますます増えました。様々な疾患の重症度評価や、各種計測値の正常値などについて、すべて頭に入れておくことは無理でしょう。

各種診療ガイドラインが矢継ぎ早に発行されており、知らない間に正常値や、基準値が変わっていることもあります。心エコー図検査のレポートを書くときに,手元にあったらよいなと思われる数値をこの1冊にまとめました.

今回の改訂では,成人先天性心疾患や腫瘍などのページが増えています.心エコー図検査に携わる方のお役に立てば幸いです.

山田博胤(Echoboys116 ヒロ)

アスリード株式会社のサイトに移動します

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心エコーポケットノート(改訂第8版)

販売価格:4,950円(税込)

著者名 :山田博胤(やまだ ひろつぐ)

商品仕様:ポケット版 クリアブックファイル 99ページカラー刷

アスリード株式会社のサイトに移動します

改訂第8版の序

■「医師の働き方改革」が取り沙汰されています.私は,医師になってから約30年間,ほとんどを大学病院に身を置いて診療,研究,教育に従事してきました.残業や時間外労働(もちろん無給)などは日常茶飯事で,当直でない夜でも超音波センターの検査ベッドで寝ることもしばしば.それでも時間は足りず,論文にできなかった研究もたくさんあります.これから「医師の働き方改革」で若い医師の勤務時間が制限されたら,研究して論文を書く人が居なくなりそうで心配です.アルバイトができなくなって,安月給の大学病院で働く医師は減り,医局は地方の病院から医師を引き上げざるをえず,地域医療が崩壊してしまわないか憂慮します.循環器内科医がいなくなる病院で,心エコー図検査に携わるソノグラファーの責務が大きくなる(タスクシフト)ことも予想されます.私にできることは何かと思案し,本書の改訂に取り組むことにしました.

■自身のメモ帳が発展したこの心エコーポケットノートだったのですが,おかげさまでたくさんの方にご愛用いただいております.そして,その方々が行った心エコー図検査を受けた多くの患者さんに役立っていることと信じています.本書を通じて,多くの技師さんや先生方と知り合い,絆ができました.多くの方々への感謝の念に堪えません. 

 

■本書は,日々心エコー図検査に携わる技師,そして医師に活用していただけるよう執筆しました.時代の流れは速く,各種診療ガイドランが矢継ぎ早に改訂されています.最近の各種ガイドラインの中から心エコー図検査に関連する部分をピックアップし,コンパクトにまとめるように努力しました.今回の改定では,心臓腫瘍,感染性心内膜炎,先天性心疾患のページが新作です. 

 

■心エコー図検査を施行する方が本書を活用していだだき,それによってさらに多くの患者さんが恩恵を享受されることを切に願います.

推薦の言葉

心エコー図領域の大ベストセラーがまた改訂されました!

心エコー指標の正常値や基本断面、病気の解説からエコー指標の活用のためのガイドライン、そして心エコー図を読み解くのに必要な血行動態までも網羅した、まさに珠玉の一冊といえるでしょう。スマホアプリも良いですが、やはり、あれどうだっけ?と思ったときにちょこっと覗ける、そんなニーズに答えるのがこの心エコーポケットノートです。

心エコー図を愛してやまない山田博胤先生の、気合の入ったこの1冊を、是非診療のお供にしていただければと思います。

泉 知里

国立循環器病研究センター

  心不全・移植部門 部門長

  先進心不全センター センター長

        診療支援部 部長

スマホがなくても暮らしていけるが、スマホがあれば知りたい情報や曖昧な 知識をいつでもどこでも直ぐに確認できる。 まさに、心エコーポケットノートは 心エコー界におけるスマホである。白衣のポケットに忍ばせた心エコーポケットノートに様々な臨床現場で助けられた医療従事者は多いであろう。

しかし、診断基準やガイドラインなどが数年毎に改訂される医療業界において、アップデートされていない書籍はアップデートされていないスマホ以上に役に立たない。

さあ、新しい心エコーポケットノートとともに自分自身もアップデートしよう!

和田 靖明

名古屋市立大学医学部附属東部医療センター

循環器内科 教授

[著者]山田博胤(やまだひろつぐ)

1994年徳島大学医学部医学科卒.医学博士.日本超音波医学会超音波専門医,指導医,Fellow of European Society of Cardiology (FESC), Fellow of Japanese Circulation Society (FJCS). Fellow of Japanese College of Cardiology (FJCC). 一般社団法人日本臨床超音波推進機構代表理事.入局直後より大木 崇氏に師事し,臨床心エコ-図学を学ぶ.米国クリーブランドクリニックに留学し,Dr. James D. Thomasのラボで研究を行う.帰国後,徳島大学病院超音波センター副センター長.2018年から香川県高松市の寄付講座,徳島大学大学院医歯薬学研究部地域循環器内科学の特任教授として,高松市立みんなの病院に勤務.動脈硬化の権威である佐田政隆教授に刺激されて血管エコー検査にも興味を持つようになり,松尾 汎先生とタッグを組んで2010年からEcho AWAJIを企画・運営.2017年に和田靖明先生とEchoBoys116を結成,笑いを取り入れた心エコーセミナーを全国各地で好演.コロナ禍で対面セミナーができなくなると,オンラインセミナーである“The Echo WEB”を開設,その運営母体となる社団法人日本臨床超音波推進機構を設立. 専門は超音波医学,腫瘍循環器学など.趣味は心エコー,ラフティング.

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